「今じゃないかも…」と思い続けて、何年も経っていませんか?
転職したい気持ちはある。でも、子どもがまだ小さいし。 熱を出したら面接に行けないし。保育園のこともあるし。
そうやって「タイミングを待ち続けて」、気づけば3年、5年が過ぎていた――。
子育てをしながら転職を考えているお母さんのほとんどが、この悩みを抱えています。
私自身、給食のパートを始めたものの、1年で辞めることになりました。体力的なきつさもありましたが、一番つらかったのは「急な子どもの発熱でも、休みを申し出るたびに申し訳なさで胸がいっぱいになる」という毎日でした。
働くことが好きなのに、子どもがいることでこんなに肩身が狭くなるのか――。
そう感じた経験があるからこそ、「育児中の転職タイミング」はとても大切なテーマだと思っています。
「タイミングさえ合えば、育児中でも転職は絶対にうまくいく。」
今日はその「タイミング」の考え方を、できるだけ具体的にお伝えします。
そもそも、なぜ育児中の転職はタイミングが重要なの?
転職活動には、書類の準備・応募・面接と、思ったより時間とエネルギーが必要です。育児がない状態でも大変なのに、子どもがいる状態ではさらに条件が重なります。
育児中の転職をむずかしくする主な要因は次の3つです。
① 子どもの急な体調不良 子どもが小さいうちは、月に何度も発熱やお迎えコールがあります。面接当日に熱を出す、なんてことも珍しくありません。
② 新しい職場での有給休暇の制限 転職直後は有給休暇がない、または使いにくい状況が続きます。子どもが体調を崩しても、休みを取りにくいのは精神的にもきつい。
③ 保育園の継続問題 育休中に転職すると、保育園の内定が取消になるリスクがあります。これが意外と見落とされがちな落とし穴です。
育児中の転職、子どもが何歳のときがベスト?年齢別に解説
【0〜3歳】転職は難易度高めの時期|サポート体制が鍵
正直に言うと、この時期はいちばんしんどいタイミングです。
子どもが体調を崩しやすく、面接のスケジュール管理が難しい。転職先での有給取得も限られるため、いざというときに身動きがとれなくなりがちです。
でも、「どうしても今の職場を変えたい」という事情がある場合は、転職を諦める必要はありません。その場合のポイントは、「いざというときに頼れる体制を先に整えること」。
実家のサポートが得られる、ファミリーサポートやベビーシッターを使える、という環境があれば、0〜3歳でも転職できます。
「環境が整っていれば、年齢は言い訳にならない。」
【4〜5歳】転職のゴールデンタイム|動きやすい理由
この時期になると、子どもが少しずつ体力や免疫力をつけてきます。熱を出す頻度が減り、「保育園に安定して通えるようになった」と感じるお母さんが増えるのもこのころです。
また、子ども自身がある程度言葉で気持ちを表現できるようになるので、「お母さんはいまお仕事をがんばっているんだよ」と話して聞かせることもできます。
年中のうちに転職を成功させておくと、小学校入学前に新しい生活リズムを確認できる、というメリットもあります。
4〜5歳は「転職のゴールデンタイム」と呼んでも過言ではないと思います。
【育休明け】すぐの転職はリスクあり|復帰6ヶ月が目安
育休明けすぐの転職を考えている方も多いかもしれませんが、注意が必要です。育休明けすぐに転職すると、保育園の継続に影響が出るリスクがあります。また、ママも子どもも新しい生活リズムに慣れていない時期。転職先でも「すぐ辞めるかも」という印象を与えやすく、選考に不利になることもあります。
育休明けから転職するなら、職場復帰から6ヶ月ほど経ってから動き始めるのがおすすめです。復帰後から有給休暇も使いやすくなり、自分自身も育児と仕事のリズムを体感できます。
【小1前後】小1の壁に注意|入学後1〜2学期がライン
子どもが小学校に上がるタイミングも、転職活動には向かない時期です。
午前中で授業が終わる入学直後は、保育園よりもお迎えが早くなります。子どもも親も、新しい環境に慣れるので精一杯の時期。転職活動と重なると、家族全体への負担が増します。
小学校生活に慣れてきた1〜2学期以降が、転職を考えるには現実的なラインです。
育児中の転職を成功させる3つのポイント
① どんな仕事があるのかをリサーチしてみる
育児中の転職活動は、リサーチが大事です。求人を探す時間も、面接対策をする時間も、子どもが寝た後の限られた時間しかありません。
そこで活用したいのがサイト。希望条件に合ったものを家からリサーチすることができます。
あなたが大事にしたいのは金額?時間?家からの距離?など並べて比較検討できますね
新しいお店がオープンする前のオープニング用パート募集があったり、官公庁系列の求人が出ていたりとマメにチェックをすると、意外なものが出てきます。 情報は登録して保存しておきましょう。
②「家族のベストタイミング」を一緒に考える
自分だけのタイミングで動こうとすると、うまくいかないことがあります。
たとえば、パートナーの仕事が特に忙しい時期・自分の転職が重なると、家庭の負担が一気に増します。「家族として大変な時期をずらす」という発想を持つと、転職活動がぐっとスムーズになります。
③ 制度の「実態」を必ず確認する
求人票に「子育て支援制度あり」「ワーキングママ歓迎」と書いてあっても、実際の職場の雰囲気はまったく違う場合があります。
面接では必ず、「実際に時短勤務を使っている社員はいますか?」「子どもの急な発熱のときはどう対応されていますか?」と確認しましょう。制度の有無だけでなく、使いやすい文化かどうかが大切です。
「制度と文化は、別物。両方揃っていない職場は長続きしない。」
「転職したい気持ち」を動力にする、具体的なアクション
今すぐできることから始めてみましょう。
Step 1:就職情報サイトに無料登録する 登録だけなら、子どもが昼寝している15分でできます。まず情報収集から始めましょう。
Step 2:「譲れない条件」を書き出す 時短勤務は必須?リモートワークは?通勤時間は何分まで?自分の希望を言語化しておくと、求人選びのスピードが上がります。
Step 3:サポート体制を整えておく 転職活動中も、急なお迎えに対応できる体制(実家、ファミリーサポートなど)を事前に確認しておくと安心です。
まとめ:「今は無理」じゃなくて「今の自分に合った動き方」がある
育児中の転職は、確かに条件が重なります。でも、タイミングと準備さえ整えれば、子どもがいてもキャリアを動かすことはできます。
0〜3歳なら「サポート体制を整えてから」。4〜5歳なら「今が動き時」。育休明けなら「復帰後6ヶ月を目安に」。それぞれの時期に合った動き方があります。
大切なのは、「いつか」ではなく「今の自分に合ったタイミング」で動くこと。
軽やかにはじめの一歩を踏み出しましょう