「ブランクが長いから、書類で落とされるんですよね……」
求人サイトを開いては閉じて、また開いて。送っても送っても返事が来ない応募メール。そんな経験、ありませんか?
私自身も、長い子育てから社会への復帰を目指して応募した2社で立て続けに書類落ちしました。理由は教えてもらえません。でも、心当たりはありました。職務経歴書の「ブランク期間」の欄が、ほぼ真っ白だったんです。
「家事と育児をしていました」とだけ書いて、それで通ると思っていた自分が、今思うと恥ずかしい。けれど、そのあと書き方を見直して、3社目で書類選考を通過できました。
この記事では、当時の私と同じように「ブランクの書き方がわからない」「何を書けば通るのか不安」というパート主婦の方に向けて、そのままコピペで使える職務経歴書テンプレを3パターンお渡しします。
ブランク期間が書類落ちの原因になる、本当の理由
ブランク期間そのものが落ちる理由ではありません。採用担当者が見ているのは「ブランク中に何をしていたか」ではなく「ブランク明けに何ができるか」です。
ところが多くの主婦の方が、職務経歴書のブランク欄にこう書いてしまいます。
- 「専業主婦として家事・育児に専念しておりました」
- 「子育てのため、一時離職しておりました」
私が2社落ちたあと、ハローワークの相談員さんに言われた一言が、今も忘れられません。「ブランク期間は、書かないと無いことになります。書けば、ちゃんと評価される時間に変わります。」
これが、書き方を変えるだけで通過できた理由でした。
主婦の職務経歴書が落ちる3つの原因
ブランク期間の書き方には、落ちやすいパターンがあります。順番に見ていきます。
原因①:ブランク欄が「家事育児」の一行で終わっている
採用担当者は1日に何十枚もの職務経歴書を見ます。一行で終わっている経歴書は、読まれずに次へ送られる確率が高いんです。
私の最初の職務経歴書も、まさにこれでした。「〇〇年4月〜〇〇年3月 家事・育児に専念」とだけ書いて、出していました。
原因②:少しのパート経験を「経歴」として書いていない
「職務経歴に書くほどのことじゃない」と思っていませんか?私もそう思っていました。
でも、どんな短い期間でも立派な職歴です。衛生管理、時間配分、チームワーク、報連相——どれもオフィスワークでそのまま使えるスキルなんです。書かないのはもったいない。
原因③:「働きたい」気持ちは伝わるのに「働ける」が伝わっていない
主婦の応募書類でいちばん多いのが、志望動機だけ熱意たっぷりで、職務経歴書はあっさり、というパターン。
採用担当者が知りたいのは「この人は明日から戦力になるか」です。熱意より「具体的に何ができるか」を、職務経歴書で見せる必要があります。
そのまま使える!職務経歴書テンプレ3パターン
ここからが本題です。私が3社目で通過したときに使った型を、3パターンお渡しします。ご自分の状況に近いものを選んで、( )の中を入れ替えるだけで使えます。
テンプレ①:ブランク中に資格・勉強をしていた人向け
``` 【職務経歴】
◆20XX年X月〜20XX年X月 株式会社○○(正社員) 所属:(部署名) 業務内容:(具体的な業務を3つほど) 実績:(数字で書けるものがあれば一つ)
◆20XX年X月〜現在 離職期間(育児・自己研鑽期間) ・長女(長男)の出産・育児に専念 ・20XX年X月 (資格名)取得 ・20XX年X月〜 オンライン講座(講座名)にて(学んだ内容)を学習 ・PCスキル維持のため、家計簿をExcelで管理(関数・グラフ使用)
【自己PR】 育児を通して、限られた時間で複数のタスクを並行処理する力が身につきました。離職期間中も(資格名)を取得し、(職種)として即戦力となるよう準備を続けております。 ```
ポイント:「離職期間」ではなく「育児・自己研鑽期間」と書くのが大事。空白ではなく「準備していた時間」として見せます。
テンプレ②:パート経験がある人向け(例えば給食パートだとこうです)
``` 【職務経歴】
◆20XX年X月〜20XX年X月 株式会社○○(正社員) 所属:(部署名) 業務内容:(具体的な業務を3つほど)
◆20XX年X月〜20XX年X月 育児専念期間 ・第一子出産、育児に専念 ・地域の子育てサークル(団体名)にて運営補助(参加者管理・会計)
◆20XX年X月〜20XX年X月 ○○小学校 給食調理員(パート) ・1日約400食の給食調理に従事 ・HACCPに準拠した衛生管理を徹底 ・新人パートさんの教育担当(2名)
【自己PR】 給食パートでは、決められた時間内に大量調理を完了させるため、段取りと優先順位の判断を日々鍛えられました。チームで動く現場でしたので、報連相を欠かさず、トラブル時には即座に責任者へ共有する習慣が身についております。 ```
ポイント:パート時代の「食数」「衛生管理基準」「教育担当」など、数字や具体的な役割を必ず入れる。これが書類選考通過の決め手になりました。
テンプレ③:ブランク中に何もしていなかった人向け(書くことがない人)
``` 【職務経歴】
◆20XX年X月〜20XX年X月 株式会社○○(正社員) 所属:(部署名) 業務内容:(具体的な業務を3つほど)
◆20XX年X月〜現在 育児専念期間 ・第一子(X歳)・第二子(X歳)の育児に専念 ・PTA役員(書記)として、議事録作成・配布物作成を担当 ・町内会の班長として、回覧板管理・集金業務を経験 ・家計管理をExcelで5年間継続記録
【自己PR】 ブランク期間中、PTA役員や町内会の班長を経験する中で、文書作成・スケジュール管理・複数人との調整業務を続けてきました。ブランクと申し上げましたが、社会との関わりは絶やさず、復帰の日を意識して過ごしてまいりました。 ```
ポイント:PTA、町内会、自治会、子ども会——これら全部、書いてOKです。「無償の社会活動」は立派な経歴です。
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今日からできる3つのアクション
テンプレを見て「私も書けそう」と思っていただけたら、次は実際に動くだけです。
アクション①:今日、職務経歴書を一度白紙から書き直す
今お使いの職務経歴書、ありますよね?それを参考にしてもいいんですが、いったん白紙から、上のテンプレを使って書き直してみてください。
書き直すと、自分でも気づかなかった「書けること」がどんどん出てきます。
アクション②:パート時代の「数字」を1つ思い出す
何食作っていたか。何人のチームだったか。何時から何時まで働いていたか。お客様は1日何人来ていたか。
どれか1つでいいので、数字を入れた一文を職務経歴書に追加してください。それだけで採用担当者の目に留まりやすくなります。
アクション③:求人を見ながら経歴書を調整する
職務経歴書は、求人ごとに少しずつ調整するのが基本です。応募先が求めているスキルに合わせて、書く順番や表現を変えるだけで通過率が変わります。
そのためには、まず自分に合う求人を知ることが先です。
まとめ:ブランクは「書けば、評価される時間」になる
最後にもう一度だけ。ブランク期間は、書かないと無いことになります。書けば、ちゃんと評価される時間に変わります。
私自身、2社連続で書類落ちしたときは、本当にへこみました。「もうパートのままでいいのかな」と思った夜もあります。
でも、職務経歴書を書き直しただけで、3社目は通りました。書き方を知っているか知らないか。たったそれだけの差だったんです。
この記事のテンプレが、あなたの「書き直すきっかけ」になれば嬉しいです。
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